アフタヌーン2008年1月号

大森カズフサ30歳はもう手遅れだと思った．
『アンダーカレント』の豊田徹也が，読み切り『スライダー』で約2年振りに復活していて驚いた．連載終了時に「工場で働く」という意味深な言葉を残して去っただけに，また豊田徹也の漫画が読めるとは思わなかった．『アンダーカレント』とはまた違った，軽いテイストのドタバタ喜劇ってのも新鮮．アフタヌーンで女性キャラが出てこない漫画ってのも珍しい．（と思ったがもう一度読み返したらちゃんと女性キャラいたわ）　四季賞受賞作の『ゴーグル』から読んでいるので，「次は2年後に」とはいわずまた作品が読みたい．
木村紺『神戸在住』の最終巻が11月22日から来年1月23日に発売日変更．どおりで週末書店を巡っても見つからないわけだ．最終巻には書き下ろしの短編と長編が追加される模様．これが最後の発売延期と信じたい．