OpenSolaris Developer Preview


という訳で,ThinkPad T40やVMware Player環境を利用して「OpenSolaris Developer Preview」のLiveCDをさくっと試す.
壁紙がMac OS XTigerテーマ風なのはSun社内にもMacユーザが多いのか.IntelMac上からParallels DesktopなどでOpenSolarisをインストールしているらしいという噂を聞くがさて.また起動時のイベントを見るとZFSをマウントしている様子だが,デスクトップ側からだとLinuxGnomeを操っているのとあまり遜色はない.しかし日本語入力環境は備わっていないので,日本語ローカライズ版かSXCEのような多言語対応版の登場が望まれる.
デフォルトで搭載されている主なアプリケーションは以下のとおり.

エディタ関連では,EmacsVimといった主流のエディタは備わっておらず,GUIならGnome標準のgeditか,CUIだとviとかedとか.CUIベースになるとまだまだSolarisらしさが残っているなという感じ.あとパッケージ管理もpkgコマンドの利用になるのかな.Ian Murdockが率いているからには,Solaris従来の面倒なpkgコマンドから脱却して,aptライクなパッケージ管理に置き換わるかなと期待していましたが,これからのようですね.
またLiveCDからローカルディスクへインストールする場合,デスクトップ上の「Install OpenSolaris」アイコンをクリックして数回のGUI操作のみでインストールが完了した.スクリーンショットはまた後日掲載するとして,ここら辺のインストールの容易さはまるでUbuntuのようだ.
あれか,Ubuntuを批判したこともあるIan Murdockは,SolarisUbuntuを開発しようとしているのか??
[参考] Linux的なSolarisを目指す「OpenSolaris Developer Preview」が公開(マイコミジャーナル)